【無料で使える】ネットショップの集客方法を徹底紹介!
初心者向け
ECサイト集客
ネットショップの集客でお困りではありませんか?
ショップの立ち上げ後、最初の難関は集客不足がほとんど。実店舗の集客方法とは違い、さらには聞き慣れない用語もあることで難しさを感じているのではないでしょうか。
いざ集客について調べても、情報が多くて何度も検索しているかもしれません。そんなときは、まず本記事を読んで集客方法をひととおり把握しておきましょう!
ここでは、ネットショップの集客方法を1つずつ詳しくご紹介。無料で使える便利なツールもお届けします。あなたにぴったり合うものをチョイスしながら、すぐに改善を始めてネットショップを成功させましょう。
目次
ネットショップの集客方法を見つけてみよう
ネットショップの集客は売り上げにつながる
ネットショップの集客は売上に直結します。人がお店に来ないとモノは売れません。実店舗でも同じですよね。
ネットショップで改善できる項目はさまざま。例えば、客単価を上げたり見栄えを良くしたり。でも、それらは集客できていることが大前提。つまり、集客できていないとあまりやる意味がありません。
集客がしっかりできるようになると、取得できるデータが増えます。そこからさまざまな改善を考えることも可能です。
そのために、まずはネットショップの集客に集中しましょう。
自分でも効果的な集客方法がある
ネットショップの集客方法は、自分でできるものばかり。特別なツールはほとんど必要ありません。初心者でも効果が期待できます。
確かに、コンサルタントや代理店はプロですが一旦は自分で始めてみましょう。忙しかったり、やってみても効果が出なかったらプロに頼ればよいと思います。
無料のネットショップ集客方法
無料のネットショップ集客方法を紹介します。
「最初からお金をかけるのはちょっと・・・」
「まずは無料でいろいろ試したい」
そんな人には、無料のものから試すのがおすすめです。
無料だからといって効果が低いわけではありません。どれも重要な施策であり、予算が十分にあるネットショップでも一般的に行われています。うまくいくと効果絶大です。
1つずつ見ていきましょう。
SEO対策
SEOとはSearch Engine Optimizationの略。検索エンジンの最適化を意味します。
わかりやすく言うと、GoogleやYahoo!の検索結果に自分のサイトを上位表示させること。このような対策全般をSEO対策と呼びます。
対策内容は無数にあります。その理由は、各検索エンジンのアルゴリズムが複雑かつ未公開だから。
はっきりとした答えはないため、ユーザー(検索者)の使いやすさを意識して改善していくことが大切です。
ただ、できることがたくさんあるだけに、初心者は何をすればいいのか迷いがち。代表的なSEO対策をまとめたので参考にしてください。
項目 | 内容 |
ページ | ・ページスピードが早い ・わかりやすい構造(カテゴリなど) |
タイトル見出し(hタグ) | ・検索された語句が含まれる ・わかりやすいタイトル/見出し |
コンテンツ | ・訪問者の悩みを解決できている ・有益な内容の記事やブログなど |
SNS運用
TwitterやInstagramなどのSNSを利用して、投稿であなたのネットショップを宣伝しましょう。無料かつ効果的な集客方法の1つで、自由度が高く日々使うものなので敷居の低さが特徴。多くの人に知ってもらえるように、気軽にたくさん投稿するのがおすすめです。
SNSは、それぞれ効果の出やすいターゲットが異なる点にもご注目。写真がメインのInstagram、ビジネス利用が多いTwitterなど商品に合うツールを選ぶのがポイントです。目的別に複数のSNSを使い分けても良いでしょう。
以下を参考にしてみてください。
■Instagram ・キレイに写した商品写真が投稿できる ・投稿やストーリーズでネットショップの雰囲気が伝わる ・ビジュアルでアピールしやすい企業におすすめ ・新商品や在庫情報といったリアルタイムが気軽に投稿できる ・いいねやリツイートで広く拡散できる ・最新情報やキャンペーンを積極的に行いたい企業におすすめ ■LINE ・日常会話のように顧客とコミュニケーションがとれる ・ネットショップに活用できる豊富な機能が利用できる ・リピーター強化を目指す企業におすすめ |
ブログ
ブログも無料の集客方法の1つ。個人で書く日常的な日記ではなく、ネットショップや商品の紹介などを投稿していけばOKです。読んで気になった人が、ネットショップを訪れる仕組みが作れます。
ブログのメリットは、1つの投稿における情報量の多さ。文字や写真の数に制限があるSNS投稿よりも、詳細に情報が伝えられます。コンテンツは自由なので、商品レビューや製作過程などの記事も効果的です。
有料のネットショップ集客方法
有料のネットショップ集客方法は、主にWeb広告。インターネット上に広告を表示して、クリックにより指定したWebサイト(ネットショップ)へ移動させる仕組みです。
高額なイメージを持つかもしれませんが、必ずしもそうではありません。費用は1円からのものもあり、基本的に、好きな価格帯で設定できます。あなたの予算に合わせられますよ。
意外と敷居は低いので、ぜひ積極的にご検討ください。
リスティング広告
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!の検索結果に表示させる広告のこと。テキストによる文章のカタチで表示されます。表示タイミングが検索直後であるため、訪問者の意欲が高いことがメリットです。
広告がクリックされるごとに課金する仕組みなので、広告費の無駄が少なくてGOOD!ただ、キーワードにより課金金額が変わることに注意が必要。一般的に、不動産や保険の関連キーワードの金額が高いといわれます。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Webページ内の一部のスペースに表示される広告のこと。広告形式は画像・動画・テキストですが、メインは画像です。
文章のリスティング広告と違い、画像による視覚的アプローチができるのがメリット。商品の特徴や人物を映すと効果的です。
クリックか表示回数により課金される方式で、基本的にリスティング広告よりも課金単価は低め。そのため、年齢や性別問わずより多くのユーザーへ広告を出したいときに適しています。
動画広告
動画広告とは、YouTube動画の冒頭や合間に表示される広告のこと。主にYouTube広告を指します。
広告の種類は主に動画ですが、画像のものでも配信可能。動画にすることで、動きと音楽を用いた広告効果が期待できます。
当然ですが、配信には動画を作成するスキルが必要です。最近ではスマホでもできる無料の動画編集ソフトもあり、初心者でも作成可能になりました。ぜひ試してみてくださいね。
リマーケティング広告(リターゲティング広告)
リマーケティング広告とは、自分のネットショップへ訪れたことがあるユーザーをターゲットとする広告のこと。このようなターゲット方法をリマーケティングといいます。
サイトを訪れたことがないユーザーと比べ、購入や問い合わせに繋がりやすいのがメリット。コストパフォーマンスの良い広告といえます。特定のページが指定できるので、訪れたページごとに違う広告が配信できます。
ショッピング広告
ショッピング広告とは、Googleの検索結果の上部に表示される広告のこと。主にGoogle ショッピング広告を指します。
リスティング広告と似ていますが、
・検索結果ページにおいてリスティング広告よりも上に表示される ・商品画像や金額、レビューも表示される |
という違いがあります。
商品販売に特化した広告で、検索結果の上部に商品写真と金額がまとめて表示されるのが大きなメリット。一方で、セール時に金額変更や在庫情報の更新などの手間があるのがデメリットです。
商品を販売するなら、ぜひ利用したいですね。
SNS広告
SNS広告とは、各種SNSにおいて広告費を支払い配信する広告のこと。無料の投稿と違い、有料です。
メリットは主に以下のとおり。
・趣味嗜好に合った人へ配信できる ・いいねやリツイートなどの拡散力が高い ・広告の違和感が少ない(投稿と同じカタチで配信されるため) |
SNS広告を利用するなら、SNS運用にも取り組むのがおすすめ!通常、SNS広告はアカウントと紐付くので相乗効果が見込めます。
純広告
純広告とは、特定のメディア(Webサイト)の広告枠を買い取って配信する広告のこと。Yahoo! JAPANのトップページが有名で、掲載場所が決まっています。
広告枠がアクセス数の多いWebサイトに多いので、商品をよく知らないユーザーにアピールできるのが大きなメリット。ブランディングやキャンペーンの告知もできます。
純広告は、一定の表示回数や期間中の配信を買い取る契約によって広告を配信する形式。基本的に、広告単価(契約金額)が高額で相場は数10万。ほかと比べて高いのが特徴です。
記事広告
記事広告とは、商品レビューなどの記事形式の広告のこと。通常、Webサイト内のほかの記事に並んで掲載されます。
メリットは、広告としての違和感が少ないこと。読者の中には広告だと気づかない人もいるでしょう。
ただ、こちらも費用が高くなる傾向にあります。1つの記事掲載が100万円を超える場合も。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、設置したリンクから成果につながった際に課金される広告のこと。成果としては、購入・問い合わせ・資料請求などの増加が挙げられます。
最近では、ユーチューバーやSNSのインフルエンサーを起用したものが有名です。動画や投稿で商品を紹介し、概要欄にネットショップや商品のリンクが貼られています。広告費用は、リンクを経由して商品が購入されると課金される仕組みです。
有名人や著名人が上手に商品を紹介すると欲しくなりますよね。成果につながった分だけ課金されるので、費用の無駄が少ないのも良い点です。
集客アップはランディングページにこだわるべき
有料のWeb広告を利用する場合、クリックした後に表示されるランディングページが特に重要!画像や文字にこだわることで、集客・売り上げのアップが大きく期待できます。
良いランディングページはエリート営業マン
ランディングページ(LP=エルピー)とは、広告をクリックしたときに移動するページのこと。縦長1ページのものが多く、一般的にその中だけで商品紹介などのストーリーが完結されています。
ランディングページは、訪問者1人ひとりに商品を詳しく紹介できるのが大きなメリット。
デザインはあなたの思うように制作できるので、
- 購入意欲が高まるグラフ
- 厳選した魅力的な商品写真
- 必要性が効果的に伝わる情報配置
など、内容に工夫を凝らして良いページを作ればエリート営業マンさながらに働いてくれます。
良いランディングページの特徴をまとめました。
・最初に表示される部分にユーザーが興味を持つような画像が使われている ・悩みや困り事を解決する商品のメリットが伝えられている ・商品が魅力的に写っている写真が使われている |
ランディングページだけではなく、通常のWebページにも効果的な内容です。Webページ制作や改善にも、ぜひ活用してみてください。
集客方法を考えるならまずは無料の分析ツール
インターネットの集客に欠かせないツールを代表して2つ紹介します。
どちらも無料で、あなたのネットショップのアクセス状況や訪問者の特徴が手軽にチェックできます。ぜひご活用ください。
Google Analytics
Google Analytics(グーグルアナリティクス)とは、Webサイトのアクセスと解析・分析できるツールのこと。ネットショップを含め、Webサイトを運営する人のほとんどが利用しています。まだ使っていない人はすぐに始めるのがおすすめです。
Google Analyticsの分析項目は無数。代表的な機能は以下のとおりです。あなたが見たい項目はありますか?
・訪れた人の性別、デバイス、年齢、地域など ・訪問者がサイト内でどれくらいの時間どんな経路を辿ったか ・Google検索、リスティング広告などどんな方法でアクセスしたか |
Search Console
Search Console(サーチコンソール)とは、Google検索でのWebサイトの表示順位や、どんな検索キーワードから流入しているかが分析できるツールのこと。
Google検索に関するデータが確認でき、Webサイト内の行動を分析するGoogle Analyticsと分けて活用できます。
と、いわれてもイメージしにくいと思うのでこちらも代表的な機能を紹介します。
・Webサイトへのリンク状況 ・Webサイト上のエラー情報の確認 ・流入に至った検索キーワード、クリック数、表示回数など |
もっと他にも便利ツールを知りたい方はこちらをどうぞ。
ECサイト(ネットショップ)分析のKPIと取り入れたい施策、マーケティングに役立つツールを解説
Google Analyticsのさらに詳しい解説もあります。
ネットショップの集客方法はどんどん試そう
ネットショップの集客方法はたくさん!まずは、無料で始められるものから始めるのがおすすめです。
ネットショップの集客方法は、本記事で紹介した方法のほかにもいろいろあります。集客はチャレンジ精神が大切。現状をしっかりと把握しながら、あなたにぴったりな方法を見つけましょう!
弊社のようなネットショップに特化したコンサルタントへ相談するのも効果的!より早く成功までたどり着けるでしょう。