【2024年最新】GA4のログイン方法は2種類！ログインできない原因と10の解決方法
ＷＣＡ編集部初心者向け
ECサイト分析
GA4（Googleアナリティクス4）はGoogleが無料で提供する最新のアクセス解析ツール。訪れたユーザーの行動が分析できたり、欲しいデータのレポートが出せたりと、Webサイトを運用している人にとって欠かせないものです。
ただ、解析するための最初のステップ「ログイン」ができないトラブルも多数。「アカウントが見つからないと言われた」「メールアドレスは合っているはずなのに」などに対して、悩んでいる人がいます。
そこで、
「GA4にログインする方法は？」
「ログインできないときはどうする？」
とお悩み中のあなたへ、一般的なログイン方法とトラブルの解決方法を細かい点までご紹介！GA4へスムーズにログインして、Webサイトに有益な分析をいますぐ始めましょう！
目次
GA4のログイン方法は2種類
Googleのアナリティクスヘルプによると、GA4へのアクセス方法は2種類。それぞれの方法を簡単に紹介します。
Googleアナリティクスに直接アクセス
一般的なログイン方法は、Googleアナリティクスに直接アクセスすること。正常にログインできると、すぐにアナリティクスの管理画面が表示されます。
ログイン後は、GA4へすぐにアクセスできるようにブックマークをしておけばOK。アナリティクスのロゴの横にある「プロパティ名」から、確認したいアカウントが検索できます。
連携したGoogle広告アカウントからアクセス
2つめは、Google広告を利用しているアカウントのためのログイン方法。アナリティクスと連携（リンク）していると、Google広告の管理画面からアナリティクスのビューとレポートにアクセスできます。
広告とGA4を連携するとお互いにデータがやり取りできるため、広告の運用についての分析が可能。プロパティごとに400個まで連携でき、GA4を利用するにはGoogle広告にログインしてからコンバージョンを作成したりオーディエンスを追加するなどの操作が必要です。
※参照元：アナリティクス アカウントにアクセスする｜アナリティクスヘルプ（2024年7月時点）
※参照元：[GA4] Google 広告とアナリティクスをリンクする｜アナリティクスヘルプ（2024年7月時点）
GA4へスムーズにログインするために知っておくこと
GA4では、同じアカウントで複数のWebサイトが登録できます。あなたが見たいWebサイトへスムーズにアクセスするためにも、まずは「Googleアカウント」「プロパティ」の意味を知っておきましょう。
ログインしたことがある人は当たり前に思うかもしれません。おさらいとして、再度確認しておきましょう。
Googleアカウントが必須
Googleアカウントとは、Googleが提供するさまざまなサービスへログインするためのもの。GA4では「アナリティクスアカウント」とも言われており、アナリティクス内の大きな枠組みとして、紐づいているすべてのWebサイトを管理するものです。
Googleアカウントはメールアドレスのようなアルファベットが並んでいますが、あくまでもログインに使用するためのID。かならずしも、企業のメールアドレスと同じとは限りません。
複数の管理はプロパティの設定が必要
プロパティは、GA4内で複数のWebサイトやアプリを管理したいときに必要なもの。プロパティ（property）は英語で「資産」「所有」などの意味があり、Googleアカウントの中にある小さな入れ物です。
1つのアカウントで分析できるプロパティ数は2,000個まで。また、地域や言語などの属性グループはユーザープロパティといい、1プロパティあたり25件まで、名前は24文字までなどの上限があります。
GA4に初めてログインするときの流れ
GA4の初回のログイン方法を見ていきましょう。基本的な流れを知って、ログインできない場合に間違いがないかどうかを確認してください。
※Googleアカウント・アナリティクスアカウント作成済みの場合
1.Googleアナリティクスのログイン画面を開く
まず最初に、Googleアナリティクスのログイン画面を開きます。
上記のURLをクリック、またはGoogleの検索欄に「Googleアナリティクス」と入力して、検索結果ページから上記と同じタイトルのリンクをクリックしてください。画面右上の「アナリティクスにログイン」をクリックしましょう。
2.メールアドレスとパスワードを入力する
ここから、GA4へログインするまでの手順は主に以下のとおりです。
- メールアドレスまたは電話番号を入力し「次へ」をクリック
- パスキーまたはパスワードを入力し「次へ」をクリック
- 簡単にログインできる設定をする
- 「続行」または「後で」をクリック
- ログインできなかったときの対策をする
- 再設定用のアドレスや番号を追加または「後で行う」をクリック
- GA4の管理画面が開く（ログイン完了）
画面の指示に従って、1つずつ焦らずに進めていきましょう。
3.正常にログインされたかを確認する
GA4の管理画面が開いたら左上の「GA4-〇〇（プロパティ名）」を見て、自分がデータを確認したいWebサイトかどうかをチェック。プロパティの上にはアナリティクスアカウント名が小さく表示されます。
違う場合は、同じ場所をクリックして見たいプロパティ名を指定すればOK。ログインできたら自分がやりたいことをチェックしていきましょう。
GA4の管理画面は、指定したプロパティ名ごとにブックマークをしておくのがおすすめ。次回、WebサイトごとのGA4へすぐにアクセスできるようになります。
GA4にログインできない原因と解決方法
GA4にログインできないと、表示回数の多いページや日々のユーザー数などがわからずWebサイトの運営に大変不便ですよね。
ログインできない原因は主に以下の4点。
- 該当するGoogleアカウントがない
- メールアドレスが違う
- パスワードが違う
- 権限がない
こちらの解決方法を2〜3パターンご用意したので、いろいろと試してください。
該当するGoogleアカウントがない
メールアドレスまたは電話番号を入れるステップで「アカウントが見つかりませんでした」というエラーが出たら、以下のいずれかに当てはまります。
- Googleアカウントがない
- Googleアカウントが違う
- Googleアカウントを削除してしまった
この場合は、Googleアカウントの復元・再発見・新規作成で解決できます。
復元する
Googleアカウントを何らかの理由で削除してしまった場合、一定の期間内であれば復元が可能。通常通り、GA4へログインできるようになります。
復元方法は以下の通りです。
- アカウント復元のページへアクセス
- メールアドレスまたは電話番号を入力し「次へ」をクリック
- 新しいパスワードを入力し「次へ」をクリック
- 成功というメッセージが出れば復元完了
復元するための手順を完了したあと、元々のGoogleアカウントのセキュリティを考慮し、復元されるまでに数時間〜数日間かかるおそれがあります。2段階認証プロセスを設定していると、アカウントのセキュリティが強化されているため復元までの時間が長くなります。
※参照元：Google アカウントや Gmail を復元する方法｜Googleアカウント ヘルプ（2024年7月時点）
ほかのデバイスでログイン履歴をたどる
Googleアカウントは合っていても、もしかすると今ログインしたいデバイスから何らかの影響を受けているかもしれません。
そんなときは、以前ログインしたパソコンで再チャレンジするのも1つの解決方法。ログイン履歴が残っているためです。スマホのアプリ・会社のデスクトップ・自分のノートパソコンなどから再ログインを試みましょう。
新規で作成する
アカウントの復元や再発見ができなかったら、新しいGoogleアカウントを作成しましょう。ここでは、無料のGoogleアカウントの作成方法を紹介します。
- Googleアカウントの作成ページへアクセス
- 名前、希望するメールアドレス、パスワードを入力し「次へ」をクリック
- 電話番号を入力し、確認コードを受け取る
- 確認コードを入力し認証を完了させる
- 回復用のメールアドレス（任意）、誕生日、性別などを入力
- プライバシーと利用規約の確認
希望するユーザー名がすでに使用されていたり既存のユーザー名と似ていると、Googleアカウントが作成できません。
既存のメールアドレスを使用する場合は、アカウントの作成画面で「代わりに現在のメールアドレスを使用」をクリックして入力し、メールに送信されたコードを使って確認すれば登録できます。
※参照元：Google アカウントの作成｜アナリティクスヘルプ（2024年7月時点）
メールアドレスが違う
メールアドレスまたは電話番号を入れるステップで「そのメールアドレスはすでに使用されています」というエラーが出たら、以下のいずれかに当てはまります。
- メールアドレスが間違っている
- メールアドレスがGoogleアナリティクスとリンクしていない
1つのGoogleアカウントに、使用できるメールアドレスは1つだけ。この場合は、さまざまな再確認で解決できます。
入力ミスがないか1文字ずつ見る
メールアドレスが正しく入力されているかを1文字ずつゆっくりと確認しましょう。
アルファベットや数字の文字列で、間違えがちなのは例えばこちら。
- 企業名やショップ名などのスペル
- キーボードの隣同士アルファベット
- 数字の0（ゼロ）と大文字のO（オー）
- 大文字のL（エル）と小文字のI（アイ）
- 小文字のm（エム）と小文字のn（エヌ）
メールアドレスは、Google Chromeの「自動入力機能（オートコンプリート機能）」で保存するのがおすすめ。次回、入力するときは自動的に表示され選ぶだけなので間違える心配がありません。
メールアドレスを探す
正しいメールアドレスがどうしても思い出せなかったら「メールアドレスを忘れた場合」をクリックして「メールアドレスを探す」という画面へ進みましょう。
あらかじめ登録した再設定用の電話番号またはメールアドレスを入力し「次へ」をクリックするとログインできます。
それでもわからない場合は、心当たりのあるメールアドレスを試してください。ほかのアドレスでGoogleアナリティクスを利用している可能性があります。
メール履歴を確認する
メールアドレスを忘れてしまった場合、Googleに探してもらうのではなく自分で探す方法もあります。
おすすめはGmailの履歴を見ること。ログイン用のアカウントの変更・パスワードの変更・アクセス権限の付与など、Googleアカウントに動きがあったときに通知が届いています。
直近のメールを開いて「宛先」のメールアドレスを確認しましょう。コピーして、ログイン画面で入力すると間違えません。
パスワードが違う
パスワードを入力するステップで「パスワードが正しくありません」というエラーが出たら、パスワードを間違えているのが主な原因です。
この場合は再確認・再設定で解決できます。
入力ミスがないか1文字ずつ見る
パスワードが正しく入力されているかを1文字ずつ丁寧にチェックしましょう。公共の場でなければ、入力窓の下にある「パスワードを表示する」にチェックを入れて可視化させるのが効率的です。
パスワードは、ショップや企業に関係するものなら覚えやすいかもしれません。ただ、Googleアカウントの安全性を重視し、自動生成ツールを利用して意味のないアルファベットや数字を並べている場合は間違えやすいです。
メールアドレスと同様、Google Chromeの「自動入力機能（オートコンプリート機能）」で保存するのがおすすめです。
新しいパスワードを設定する
パスワードがどうしても思い出せなかったら「ヘルプ」をクリックしてアカウント復元の画面へ。本人確認をするための2段階認証などをするとメールが届くため、ここから新しいパスワードを設定しましょう。
セキュリティを強化した安全なパスワードは、覚えやすくて長いもの。個人情報や連続した文字列などは避け、他人に予想されないものを決めましょう。
また、作成したパスワードは、再設定用情報（メールアドレス・電話番号）を登録するのも忘れずに。忘れたときはもちろん、第三者に不正に利用されたときにアカウントを復元しやすくなります。
※参照元：安全なパスワードを作成してアカウントのセキュリティを強化する｜Googleアカウント ヘルプ（2024年7月時点）
権限がない
Googleアカウントが確実にあり、メールアドレスやパスワードも正しいのにログインできないときは、GA4を管理する権限がないのが原因です。
この場合、再確認・権限付与で解決できます。
アナリティクスの「管理」を確認する
GA4へログインできている人に、自分がプロパティ（Webサイトがある場所）にアクセスできるかどうかを確認してもらいましょう。
主な流れはこちら。
- 管理画面の左下の「管理（歯車マーク）」をクリック
- アカウントの「アカウントのアクセス管理」をクリック
- 自分が表示されていれば権限あり
アクセス管理の画面で、自分が表示されていない場合はGA4へログインする権限がない状態です。
管理者へ権限付与の依頼をかける
権限がない場合は、最高権限を持つ「管理者」に依頼して付与してもらいましょう。
種類は以下の6つです。
- 管理者
- 編集者
- マーケティング担当者
- アナリスト
- 閲覧者
- なし
データを閲覧するだけなら「なし」でも良いですが、プロパティを設定したりレポートを作成したりするには「アナリスト」以上の権限が必要です。
権限を付与する方法はこちら。
- アカウントのアクセス管理画面を開く
- 右上の「＋」をクリック
- 付与するユーザーのメールアドレスを入力
- 付与する権限を選択
- 画面右上の「保存」をクリック
権限が付与されるとGmailで通知が届くので、権限付与が確認できたらログインに進みましょう。
それでもログインできなかったら
今回ご紹介したログインの解決方法がうまくいかなかったら、アナリティクスヘルプで解決のヒントを見つけるかプロに相談するかのどちらかです。
Googleアカウントヘルプやアナリティクスヘルプで検索
Googleが提供する「Googleアカウント ヘルプ」「アナリティクス ヘルプ」にて、ログインできない原因や解決方法を探しましょう。
「ログイン」
「ログインできない」
「Googleアカウント」
「パスワードを忘れた」
「メールアドレスを忘れた」
など、思いつく文言を検索欄に入力して検索するのがおすすめです。
Googleでは、電話でログインに関する相談はできません。
セキュリティ保護のため、Google ではアカウントへのログインについての電話によるお問い合わせには対応できかねます。Google では、アカウントやパスワードのサポートを自称するサービスとは一切提携しておりません。お客様のパスワードや確認コードを開示しないでください。
※引用元：Google アカウントや Gmail を復元する方法｜Googleアカウント ヘルプ（2024年7月時点）
理由は、電話越しの口頭では本人確認ができずセキュリティが保護できないため。Googleアカウントやパスワードを教えてくれるサイトもありますが、悪用されるおそれがあるので避けましょう。
GA4のプロに相談
GA4のログインができず、困っていたらプロに相談するのも1つの方法です。Webコンサルティングや運用代行業者に、あなたのGoogleアカウントに関する管理や運営を任せると商品販売やサービス提供などに集中できます。
GA4に特化した資料をGETするのもおすすめ！Googleアナリティクスの従来バージョンであるUAからGA4への移行作業や初期設定方法などが詳しく記載されています。
EC総合支援サービスを営む「株式会社ＷＣＡ」では、無料でGA4の設定攻略ガイドをご提供しています。資料を見ると、GA4のアレコレがわかりスムーズに運営に役立てられます。それでも「分からない」「難しい」「時間がない」ときは設定の代行をお受け付けしますので、お気軽にご相談くださいませ！
ログインできたらデータをフル活用しよう！
GA4では、どんなユーザーがどういった行動をしたのかを把握して、細かく分析するためのデータを画面上で見たりレポートで出したりが可能！ログインできれば、Webサイトの課題や解決策が発見でき「改善」「成長」に近づきます。
GA4にログインできないとお困りの人は、以下の点にご注目！
- 該当するGoogleアカウント
- メールアドレス
- パスワード
- 権限
原因や解決方法が見つからない場合は、Googleのヘルプページで検索またはプロにご相談を。株式会社ＷＣＡも、親身になってご対応させていただきます。
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