フリマアプリ「メルカリ」、 サービス開始9周年記念インフォグラフィックス公開
ECニュース
〜60秒未満で最も売れたブランドは「アップル」、シニア層の利用も進む 最高齢のお客さまは100歳、70歳以上の「推し活」も〜
引用元:PR Times
株式会社メルカリは、7月2日を以てフリマアプリ「メルカリ」のサービス開始9周年を迎えました。これを記念して、1年のあゆみを振り返る「メルカリ サービス開始9周年」インフォグラフィックスを公開しました。
■カテゴリー別シェア
カテゴリー別シェアは、昨年度から引き続き、本・ゲーム・おもちゃといった商品を含む「エンタメ・ホビー」カテゴリーが最も高い構成比となりました。2021年10月の緊急事態宣言解除後もリモートワークが推奨されるなど、家を起点としたライフスタイルが継続され、インドア向けのカテゴリーが人気となっています。
■60秒未満で売れたブランドランキングTOP10
この1年間で、60秒未満で最も売れたブランド(※1)は「アップル」でした。ブランド別でも、おうち時間を楽しむ「エンタメ・ホビー」カテゴリーの商品が多くランクインしています。また、「エプソン」「キヤノン」がランキング上位に入っており、自宅でのリモートワークに必要な備品を手軽に入手したいというニーズから、60秒未満という短い時間で購入されたことが考えられます。
■物価上昇下でのメルカリ生活について
「メルカリ」利用者に対し、「1年前と比較して物価の上昇を感じるか」質問したところ、80.9%が物価の上昇を感じていることがわかりました。また、物価上昇への対策として今後「メルカリ」での購入が増えると思う商品として、服、書籍、おもちゃ・ホビー、レジャー関連など、これまでの「メルカリ」でも人気だった商品が多数ランクインするなかで、「野菜」「果物」が7位、8位にランクインする結果となりました(※2)。
■世代別 購入カテゴリーTOP3
近年、自分の好きなタレントやアイドル、キャラクターを応援する活動「推し活」が拡大し、ファンの方が写真やグッズなど、関連アイテムを収集する動きが見られます。「メルカリ」の世代別購入傾向においても、「エンタメ・ホビー」カテゴリーへのニーズが見受けられ、すべての世代で「エンタメ・ホビー」カテゴリーに含まれる「キャラクターグッズ」や「アイドルグッズ」が購入数TOP3にランクインしました。さらに、シニア世代の70代以上では「本・音楽・ゲーム」カテゴリーでK-POPが1位となったほか、10代、30代、50代でもK-POPがTOP3にランクインしており、世代を問わず幅広い層から韓流アイドルを応援する「推し活」が楽しまれていたことがうかがえます。
■世代別 出品カテゴリーTOP3
世代別の出品傾向でも、「エンタメ・ホビー」カテゴリーがすべての世代でランクインしています。加えて、ハンドメイドパーツやインテリア小物など、おうち時間を楽しむためのアイテムが出品されていました。小さいサイズほど送料を抑えられ、「ネコポス」や「ゆうパケット」など梱包手段も豊富なことから、出品ハードルが下がったと見受けられます。
■「メルカリShops」人気購入カテゴリーTOP3
メルカリでは、2021年10月に産直品や地方特産品、ハンドメイド品など様々な「こだわりの商品」が作り手から直接購入できるサービス「メルカリShops」(※3)を開始しました。サービス開始時から農家・漁師、まちの飲食店、地方の特産品、ハンドメイド、アパレル、雑貨のお店など、日本全国の個人・法人の方がご自身のネットショップを開設しています。
その中でも、これまで最も人気が高く、購入されているカテゴリーは「果物」でした。2位に「菓子」、3位に「野菜」がランクインし、生鮮を含む食品が購入される傾向にあることがわかりました。物価上昇下、農家の方から直接新鮮かつ手頃な価格で商品を購入したいニーズの高まりが影響したと考えられます。
■オフラインのメルカリ
2021年は、ヤマト運輸との集荷梱包代行の実証実験(※4)をはじめ、「メルカリ」で販売取引が成立した商品を発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」(※5)の設置拡大、リアルな場での「メルカリ教室」(※6)の実施再開など、オフライン施策に力を入れた1年でした。
「メルカリポスト」の拠点数は2021年から2.2倍の約2,200カ所に拡大し、コンビニや携帯販売ショップ、銀行ATMコーナーなど、生活動線として日常的に利便性の高いさまざまなロケーションへの設置を行いました。さらに、「メルカリ教室」の拠点数は約1,200拠点に増加、開催回数は7万回を超え、18万人以上のお客さまに受講いただきました。引き続き、さらなるオフラインでのタッチポイント強化に努めてまいります。
■番外編:メルカリ THE MOST
メルカリにまつわる最上級の数値をピックアップ。「メルカリ」のコメント欄で最もやり取りが行われた数は最大1,891件、最高齢のお客さまの年齢は100歳でした。
また、日本最北端エリアで最も人気だったブランドは「プライド」、最南端エリアは「ユニクロ」でした。「プライド」は、取り扱い店舗が北海道に最も多く、日頃から馴染みのあるブランドとして購入ニーズが高いことがうかがえます。「ユニクロ」は、沖縄での店舗数が限られており、オンラインで購入する場合の送料を考慮し、送料一律でお得に欲しいものが見つけられる「メルカリ」の利用が好まれたと考えられます。
※1:取引価格が1万円以内 集計期間:2021年4月1日〜2022年3月31日
※2:<メルカリ利用者アンケート調査>80.9%が直近1年間での物価上昇を実感。値上げラッシュを乗り切る生活防衛術 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000026386.html(調査対象:「メルカリ」の利用者 47,092人)
※3:メルカリ、グループ会社ソウゾウを通じてEC化支援事業に参入 「メルカリ」にネットショップを開設できる 「メルカリShops」がプレオープン(2021年7月)
https://about.mercari.com/press/news/articles/20210728_mercarishops_preopen/
※4:メルロジ、集荷梱包サービスの実証実験を都内一部エリアで開始
https://about.mercari.com/press/news/articles/20220523_merlogi_yamato/
※5:「メルカリ」で売れた商品が発送できる無人投函ボックス 「メルカリポスト」を今夏より開始
https://about.mercari.com/press/news/articles/20200220_mercaripost/
※6:メルカリ、フリマアプリ「メルカリ」の使い方が学べる 「メルカリ教室」を主要都市の50か所で開始(2019年9月)
https://about.mercari.com/press/news/article/20190909_mercarilessons/
調査結果では物価の上昇によりメルカリでの利用率が増えている・今後も増える、と回答している人が多いとのことです。
FreeLifeConsultingが実施した「最近の物価に関するアンケート」の調査でも物価の上昇に対して9割の人が実感をしているとの結果も出ています。
物価の上昇が続くと節約や貯蓄に回す人が増え、なかなかモノを買わない人が増えてくるでしょう。
その中でどのようにユーザーに自社の商品を魅力的に伝え、購入してもらうのか、という点に重きを置くことがより重要になってくるでしょう。
執筆者名:Yurina Iwami
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