楽天ランキングは無料の広告塔!獲得術と活用術をご紹介
ECサイト集客
楽天市場のランキングは、どんな商品が人気なのかが一覧でわかるとても見やすいページ。入賞できれば、楽天ユーザーからの流入経路が1つ増やせたり、信頼感が高まったりなどして売上アップが期待できます。
ただ、ランキングの種類はバリエーション豊富。それぞれの順位がとれる条件も公表されておらず「確かな獲得方法」は分かりません。
そこで、
「どのランキングを目指せばいいの?」
「入賞を狙う方法は?」
「入賞後はどうする?」
と気になるあなたへ、楽天ランキングの獲得のメリットや種類別に入賞の難易度をご紹介。獲得術と活用術もチェックしながら、あなたの楽天ショップが目指すところを見つけて運営に役立てましょう!
目次
楽天ランキングに入賞して売上アップを目指そう!
楽天市場は日本一のECサイト
楽天市場は、1997年に開設以降、大手ECサイトの1つとして君臨しているインターネットショッピングモール。2022年度の決算資料によると、商品数は3.6億点以上、流通総額は5.6兆円。2023年6月時点では、5.7万店舗以上が出店しています。
ユーザーが訪れる回数(PV数)は、月に33億越え!なかでも、ランキングは「楽天市場内でどんな商品やショップが注目されているか」という情報が一覧でわかるページ。求める商品やお得なものを効率よく見つけるため、多くのユーザーが集まっています。
※参照元:楽天市場に出店する|ネットショップ開業なら楽天市場(2024年4月時点)
ランキング獲得の条件は公表されていない
楽天市場のランキングページに表示されている商品は、何かしらの理由で楽天市場から賞を獲得したものばかり。残念ながら、はっきりとした条件(ロジック)は公表されておらず「どんな商品が選ばれているのか」は分析をして見つけるしかありません。
ただ、これまでの入賞歴を推測していくと以下のようなものが要因だと考えられます。
- 売上金額
- 販売件数
- 購入者数
- 検索頻度
- 閲覧数
- 評価レビュー
- プロモーション活動
仮に、ランキング獲得の条件が売上高だけだと、高価格帯の商品のみがずらりと入賞してしまいます。極端にいうと、売り上げだけなら1人のユーザーが大量に購入すればOKなんです。
しかし、楽天市場では同一の楽天IDからの大量注文はカウントから外されるので意味がありません。禁止事項なので絶対にやってはいけません。
ランキング獲得の条件は、あくまでも「多くの人に注目され、購入されている」ことが重要。商品の売上高だけじゃなく、複合的な結果が楽天に評価されます。
楽天のランキングを獲得するメリット
楽天ランキングを獲得すると、以下のようにメリットがたくさん!
- 流入経路が増やせる
- 安心感や信頼感が高まる
- ライバルより優位に立てる
- 売り上げが伸びやすくなる
- リピーターが増えやすくなる
1つずつ詳しく解説します。
流入経路が増やせる
商品がランキングのページに載ることで、より多くの楽天ユーザーに露出します。ほかの同一商品や類似商品よりも目立つため、ユーザーがランキング経由でアクセスしてくれます。
楽天市場内への流入経路は「検索・広告・自社サイト・メルマガ・LINE」などがあり、ランキングもその1つとしてカウントされるイメージ。広告やLINE公式アカウントは利用料がかかりますが、ランキングは無料で活用できるところも魅力的です。
ただ、アクセス流入数はランキングの種類によってさまざま。商品のジャンル決めや、アクセス数が増えるタイミングをしっかり把握することが重要です。
安心感や信頼感が高まる
ランキングのページに載った商品は、ほかよりも品質や価格に魅力がある証拠。商品と販売店の両方が楽天ユーザーから安心感や信頼感を獲得し、新規のお客様を呼び込むきっかけにもなります。
人間は「多くの人から選ばれているほうを選ぶ」という購買意欲の心理を持っています。商品の価値が高いため、我先にと欲しくなるからでしょう。ランキング獲得の実績をアピールすれば、ユーザーの購入意欲の促進につながります。
ライバルより優位に立てる
ランキングで上位になると、多くのユーザーの目にとまり「ほかのユーザーから購入されている商品」として認識されます。これは、同じジャンルの商品やショップより優位な状況。市場における競争力が強まり、あなたの商品やショップの価値が高まります。
売り上げが伸びやすくなる
商品やショップが多くのユーザーの目にとまることで、売上アップが期待できます。Googleの検索結果の上位に表示されているページはアクセス数が非常に高いように、楽天ランキングのページも上位に位置するほどより多くのアクセスと購入が生み出しやすくなります。
リピーターが増えやすくなる
1度楽天ユーザーに認知され、評価を得た商品は繰り返し購入される見込みが高まります。
優良客であるリピーターは、ビジネスを続けるための非常に重要な存在。商品やショップに対する好感度が高く、ファンになってくれているため購入頻度や購入単価が高い傾向です。
ファン化したリピーターからは、評価の高い口コミが期待できます。その口コミを見た楽天ユーザーが商品やサービスに興味を持つことで、新規顧客の獲得に。リピーター獲得の可能性が高まります。
楽天ランキングの種類と仕組みをチェック!
楽天ランキングの種類は、大きく分けて以下の3パターン。難易度の高いものと、取りやすいものがあります。
- 期間別ランキング
- ジャンル別ランキング
- その他のランキング
それぞれの仕組みを理解して、目指すものを決めてみましょう!
期間別ランキング
期間別ランキングは以下の5パターン。それぞれ、更新頻度や表示されるタイミングが異なります。
- リアルタイム
- デイリー
- 週間
- 月間
- 年間
1つずつ詳しく解説します。
リアルタイム
リアルタイムは、1度に300位まで表示され、もっとも集計期間が短いランキング。
更新頻度は未公開ですが、
- 15分ごと
- 20分ごと
- 1時間に4回
というデータを多く見かけます。
リアルタイムは、出店したばかりの店舗でも、ランキングのロジックに当てはまれば高い順位を獲得しやすいのが特徴。ただ、順位の入れ替わりが激しいため次の更新でランキングに外れるおそれがあります。
商品ページへの流入数はあまり期待できず、必ずしも入賞の効果が続くとは限りません。入賞の実績を積み上げたい人、トレンド商品を把握したい人に向いています。
デイリー
デイリーは、1日(0:00〜23:59)の購買データをもとに集計されているランキング。毎日午前10時に更新され、1,000位まで表示されます。
24時間ランキングに表示されるため、リアルタイムと比べると売上アップにつながる可能性が高いのが特徴。楽天ユーザーが訪れやすいタイミングに入賞していると、より多くのアクセスや売上アップが見込めます。
リアルタイム同様、入賞の実績を積み上げたい人やトレンド商品を把握したい人に向いています。
週間
週間は、1週間(月曜日0:00〜日曜日23:59)の購買データをもとに集計されているランキング。水曜日の10時ごろに更新され、300位まで表示されます。
表示期間が長めになるため、入賞すれば商品の認知度や売上がアップしやすいのが特徴。一方で、リアルタイムやデイリーと比べて高順位を取るのは難しくなります。
商品やショップの認知度を上げたい人、中間的なトレンドを把握したい人に向いています。
月間
月間は、1ヶ月(1日〜月末)の購買データをもとに集計されているランキング。翌月の第1水曜日に更新され、300位まで表示されます。
表示期間が週間よりも長くなるため、入賞すればさらにアクセス増加や売上アップに貢献できるのが特徴です。
ただ、入賞するには商品がコンスタントに売れ続けることが重要なため、入賞の難易度は高め。最初から狙うのではなく、リアルタイムやデイリーなどの短期的なランキングを積み上げていき、中期的な目標として順位獲得を目指すのが主流です。
年間
年間は、1年間の購買データをもとに集計されているランキング。2023年度分は、2022年9月11日(日)〜2023年9月10日(日)が集計期間となっており、上位30位までが特設ページに大きく表示されます。
1年間はランキングから外れないため、多くのユーザーに商品をアピールできるのが特徴。ただ、ほかと比べて入賞のハードルが高く、楽天市場を本命にしているショップでも難しいと言われています。
年間ランキングには、総合賞のほか、食品やファッションなどの「ジャンル賞」やスペシャルコンテンツとして取り上げられた「特別賞」もあります。入賞を狙うには、総合賞や該当するジャンル賞を分析しながら、戦略的なアプローチや、顧客ニーズに合う商品展開が必要です。
ジャンル別ランキング
商品の種類ごとに順位が形成されているジャンル別ランキング。特定の商品が欲しいときはジャンルを絞って探すため、購買意欲の高いユーザーにアプローチしやすくなります。高順位を獲得すれば、期間別ランキングより売上アップが狙えるでしょう。
ジャンルは、とても細かく分類されているため入賞しやすいのも特徴。例えば「メンズ>ビジネスシューズ」「テレビゲーム>Nintendo Swtici>ソフト」などがあります。
ジャンル別ランキングの入賞を目指すには、商品を適切なジャンルで登録するのがはじめの一歩。該当しそうなジャンルのランキングをいくつかチェックし、順位の高い商品を分析してそれを上回る施策が必要です。
その他のランキング
楽天ランキングは、ほかにもさまざまな種類があります。
性別ランキング:男性 | 「男性から人気の商品」・リアルタイム・デイリー・週間 |
性別ランキング:女性 | 「女性から人気の商品」・リアルタイム・デイリー・週間 |
人気キーワード | 「ご飯のお供」「機内持ち込み」など |
クーポンランキング | 「RaCoupon(ラ・クーポン)」で人気のもの・278位まで※2024年4月時点 |
ふるさと納税ランキング | 「返礼品」で人気の商品・総合TOP100・上半期TOP50・年間TOP50・ジャンル別 |
あなたの商品の属性(性別)がはっきりと決まっているなら「性別ランキング」を、ターゲットが検索しそうなキーワードがはっきりしているなら「人気キーワード」をチェック。
クーポンランキングは、楽天市場が発行する「お買い物マラソン」などのクーポンが上位ですが「ショップ内で使える割引クーポン」なども多く入賞しています。商品やショップのお得感を強くアピールしたいなら、狙ってみるのも良いでしょう。
楽天ランキングの6つの獲得術
楽天ランキングは、獲得条件がはっきりと公表されていません。誰もがわからないからこそ、各ショップがさまざまな施策を実行し、お互いに高め合っている状態です。
獲得するコツとして、ECサイトのトータル支援を実施する「WCA」がお伝えしたいのは6つ。
- 商品が売れるようなベースを作る
- 予約販売で短期間の入賞を目指す
- 楽天市場のイベントに集中して販売する
- 販売開始に合わせてお知らせを配信する
- 商品やサービスのレビューを依頼する
- 楽天市場内のSEO対策をする
1つずつ詳しく解説します。
商品が売れるようなベースを作る
売上金額をアップするために、商品が売れるような基盤を作りましょう。
ポイントは、ランキングの獲得店を入念に調査すること。以下の点をチェックして、完全に真似るのではなくあなたの商品やショップの良さを含めながら魅力的にアピールしてください。
- 商品画像
- ページ構成
- イベント施策
- クーポン内容
- キャンペーン内容
「どのように商品を販売しているか」「商品名にどんなキーワードを含めているか」などを意識しながら、あなたの商品やショップの課題を洗い出して修正します。
例えば、目指すランキングがリアルタイムやデイリーなら、タイミングを見計らって売り上げを集中させるのがポイント。お試し商品・訳あり商品・タイムセール品など、価格が低めにできるものを短期的に販売するのも方法の1つです。
予約販売で短期間の入賞を目指す
リアルタイムやデイリーの入賞を目指すなら、楽天市場の「予約販売」を利用するのも効果的。発売前の商品を予約して購入できるサービスで、注文確定日にまとめて決済されるため一気に売上が伸ばせます。
楽天市場のイベントに集中して販売する
楽天市場が開催するイベントは、楽天ユーザーが多くなるタイミング。全体的に集客力が高く、あなたの商品も目にとまりやすくなるため力を入れて販売しましょう。
イベントの種類は、例えば以下のとおり。
開催期間 | 主な内容 | |
ワンダフルデー | 毎月1日 | ・全ショップポイント3倍・リピート購入でポイント2倍 |
スーパーSALE | 1年に4回3ヶ月周期 | ・ポイントアップ・クーポン配布・タイムセール |
楽天カードの日 | 毎月5と0のつく日 | ・楽天カード利用でポイント4倍 |
お買い物マラソン | 月に2〜3回(5〜7日ほど) | ・ポイントアップ・ポイントバック・クーポン配布 |
育児の日キャンペーン | 毎月19日と20日 | ・ポイント最大7倍・クーポン配布 |
このほか、バレンタイン・ホワイトデー・新生活・クリスマスなど、カレンダー行事に合わせたイベントも開催されます。イベントカレンダーをチェックしてみてください。
すべてのイベントでお得な商品を販売するのも良いですが、ジャンルを見極めてピンポイントに参加するのもOK。例えば、ベビーグッズのショップなら「育児の日キャンペーン」で子育て中の親御さんをターゲットにするのはいかがでしょうか。
ただ、楽天市場のイベントはライバルのショップも何かしらの施策を仕掛けてくるおそれがあります。実践的に狙ってみて、コスト的にあまり効果がなければ次の施策を練りましょう。
販売開始に合わせてお知らせを配信する
新発売、またはお得なキャンペーンを開始した直後は既存のお客さまに情報を発信しましょう。商品やサービスのファンであるリピーターからの売上アップが期待でき、ランキングの獲得が見込めます。
- LINE
- メルマガ
すぐに配信するのが難しければ、予約しておくとラク。ポイントアップやクーポンを仕込むと、楽天市場内のショップへアクセスしてもらいやすくなります。
▼詳しい運用方法はこちらを参考にしてください。
関連記事:楽天市場とLINE公式アカウントの連携で売上アップを狙う!3つの活用術
関連記事:楽天メルマガの運用のコツはこの5つ!分析・改善で売上を最大化する方法
商品やサービスのレビューを依頼する
ランキングの獲得条件には「レビュー」も含まれているかもしれません。お客さまに高品質のサービスを提供し、満足度の高いレビューを依頼しましょう。
方法はこちら。
- LINE
- サンクスメール
- 商品の同梱物(紙)
ポイントアップやクーポンなどの特典をつけると、レビュー依頼が達成しやすくなります。レビューを投稿してもらったら、お客さまから信頼を得るためになるべく返信を。やり取りを見た楽天ユーザーには「感じが良い店」と認識され、新規顧客の獲得につながります。
ただし、レビュー依頼の強要はNG。しつこすぎるとお客さまから嫌われてしまい、低評価がつくおそれがあります。
楽天市場内のSEO対策をする
楽天ランキングに入賞するための施策をおこなっていても、商品そのものが認知されないのでは意味がありません。SEO(検索エンジン最適化)の対策を実施して、検索結果の上位表示を目指しましょう。
楽天市場内の検索結果は、ランキング同様、はっきりとした条件が公表されていません。さまざまな手法が考えられるため、試行錯誤しながら結果を出すのがおすすめです。
例えば、ユーザーが検索するであろうキーワードを商品名に複数個組み込む方法。ビッグキーワード・ミドルキーワード・スモールキーワード・季節キーワード(母の日、父の日など)などがあります。売上につながるキーワードを網羅することで、欲しい商品がある程度絞り込めている購買意欲の高いユーザーにあなたの商品が認知されます。
関連記事:楽天市場での売上アップ方法!基本的な施策とやると良い行動を徹底解説
楽天ランキングの入賞の調べ方
ランキング獲得の施策を実施したら、入賞しているかどうかをチェックしましょう。せっかく賞が取れているのに、見逃すのはもったいない!受賞実績は売上アップに大いに活用できるため、スクショして保存しておくのがベストです。
ランキングの調べ方は、手作業で見ていくのが主流。
- スマホから
- パソコンから
それぞれの方法を詳しく解説します。
自分の商品がどのジャンルかわからない場合は、RMSの商品ページ設定画面「全商品ディレクトリID」から確認しましょう。
スマホから
【総合ランキング】
- 右下の「もっと見る」をタップ
- 「ランキング」をタップ
【ジャンル別ランキング】
- 右下の「もっと見る」をタップ
- 「ランキング」をタップ
- 「総合」をタップし、該当ジャンルをタップ
パソコンから
【総合ランキング】
- ヘッダーリンクの「ランキング」をクリック
- 「デイリー」または「リアルタイム」をクリック
- 該当のジャンルをクリック
【ジャンル別ランキング】
- ヘッダーリンクの「ランキング」をクリック
- 左の「ジャンル一覧」をクリック
- 該当のジャンルをクリック
楽天ランキング入賞後の活用術
楽天ランキングの入賞が確認できたら、売上を伸ばすために実績を活用しましょう!
効果的な方法はこちら。
- ランキング実績バナーをページ内に貼る
- メルマガやLINEで通知する
それぞれ詳しく解説します。
ランキング実績バナーをページ内に貼る
ランキング実績はアピール効果が高いため、画像として商品ページに掲載しましょう。顧客レビューも同時に掲載し、1つのコンテンツとして大々的に掲載すると、ユーザーの目に止まりやすく売上アップが期待できます。
バナーの表示方法は「楽天ランキングへのランクイン実績等の表示に関するガイドライン」を要チェック。記載事項や違反事項が確認できます。ガイドラインは「RMSログイン>店舗運営Navi>規約・ガイドライン」で見てください。
【必須記載事項】
- ランキングタイトル
- 集計、更新日
- 対象ジャンル
- 絞り込み条件
- 順位
ランキングタイトルは、リアルタイムやデイリーなどの種類のこと。集計、更新日は獲得時点の時間や日付のこと。絞り込み条件は、細かいですが正確に記載しましょう。
表示が禁止されているのは、集計期間や対象ジャンルが異なる実績を合算したり、異なる商品をまとめて掲載したりすること。「日本一「世界一」などの過大なアピールもNGです。自社サイトや実店舗での表示も、掲載内容や掲載期間の制限が設けられているため順守しましょう。
ガイドラインに違反すると、「取扱禁止商材・禁止行為ガイドライン」の「II-(3)-8 楽天ランキングへのランクイン実績等の表示に関するガイドライン違反」に該当するおそれがあります。違反点数35点が課せられ、積み重なると出店停止となるためかならず守りましょう。
ランキングバナーの作成は、公式の「エンブレム」をダウンロードしたり画像作成ツール「Canva」のテンプレートを編集して使ったりするのがおすすめです。
メルマガやLINEで通知する
既存のお客さまに、「ランキングに入賞しました!」という内容をメルマガやLINEで伝えましょう。リピーターの獲得につながり、売上アップが期待できます。
内容はテキストだけでも良いかもしれませんが、商品ページ用に準備した実績のバナーも設置すると目にとまりやすいのでおすすめ。記念クーポンや記念セールなど、特別なイベントを実施するのも良いでしょう。
楽天ランキング獲得の心がまえ
楽天ランキングの獲得を狙ううえで、意識してほしいことを2つお伝えします。
ロジックは常に変動している
ランクインの仕組みは、常にアップデートされています。正式には公表されていませんが、1度入賞できたからといって安心しきらないように心がけましょう。
もしかすると、これまでの対策だけでは突然効果が出なくなるかもしれません。入賞しにくいと感じる前に、店舗RMS内の「お知らせ」でランキングに関する最新情報をチェックしましょう。
ランキングの獲得が難しくなったら、入賞商品を分析したりジャンルの動向を把握するのがおすすめ。ジャンルを変更する施策も必要かもしれません。常に計画を練り、試行錯誤しながらその都度最善策を考えて調整しましょう。
入賞がゴールではない
ランキングに入賞できれば、商品やショップの認知度が上がりランキングからの流入数アップが期待できます。ただ、あくまでも売上アップを狙うための1つの方法でしかありません。
ランキングから訪れたユーザーを購入につなげたりリピーターとして育成したりするために、さまざまな施策を実施しましょう。
前述しましたが、
- ランキング実績バナーをページ内に貼る
- メルマガやLINEで通知する
こちらは入賞をアピールしつつ購入にもつながりやすい効果的な施策です。新規顧客へのアピールや、既存ユーザーに飽きられてしまわないような工夫を凝らして売上アップを目指しましょう。
ランキング獲得に向けて動いてみよう!
楽天ランキングは、無料の広告を打ち出しているようなもの。確実な獲得条件がわからないからこそ、あなたの商品も、ライバルを追い抜き入賞できるチャンスがあります。
今回ご紹介した獲得術はこちら。
- 商品が売れるようなベースを作る
- 予約販売で短期間の入賞を目指す
- 楽天市場のイベントに集中して販売する
- 販売開始に合わせてお知らせを配信する
- 商品やサービスのレビューを依頼する
- 楽天市場内のSEO対策をする
取りかかりやすいものから実施してください。
ランキングの入賞後は、売上をさらに伸ばすために実績をフル活用!バナーを作成し、商品ページ・メルマガ・LINE・実店舗などでアピールしましょう。
余裕があれば、ランキングページの「楽天市場のイチオシ」への掲載も狙ってみてください。年間ベストショップ「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」や、月間ベストショップ「楽天ショップ・オブザ・マンス」などがあり、各特設ページで取り上げられているため多くの楽天ユーザーの目にとまりやすくなります。